北米のAI市場で「第三次AIブーム」の熱が冷め、AI技術の研究職求人が減少、技術者の供給が需要を上回ったとのことです。
つまり景気後退局面に入ったとのことですが、カナダChris.I氏のデータサイエンティストがMediumの記事で、発表されています。
ただ、同記事ではAI業界の一面で熱が冷めてきているとだけで、まだ需要の可能性は無数にあるとしています。
ここでは、「AI研究は衰退期になったのか」と「AI技術者の職がなくなるのか」をネットから拾ってみた情報まとめですので、あくまで個人の見解としてお楽しみください。
「AIが衰退期になった?」職を失う人がいる?
機械学習エンジニアの供給が需要を上回る
AIが衰退期になった?
ネット上ではいくつか、AIの衰退期を予言され暗黒時代を迎えるとの話もあります。
いままでも、AIブームがあり、現在は「第三次AIブーム」にあたります。
第三次は、ディープラーニング(深層学習)の登場を端に発した人工知能技術の社会的ブームです。
コンピュータ化学と認知心理学のジェフリー・ヒントン氏らに発明され、AIが自ら学習する推論モデルとされ、改良を続けながら現在まで実社会で波及し続けています。
その「第三次AIブーム」が衰退する、言い換えると第三次ブームの火付け役「ディープラーニング」の限界がみえてきているというのです。
確かにディープラーニングによってAIが格段の進化を遂げましたが、このままでは、ムーアの法則からも衰退期がきてるのは分かるそうです。
しかしながら、ディープラーニングのさらなる進化の答え、AIの未来においては、「クラウドロボティクス」だという権威もみえます。
「クラウドロボティクス」は雑に言えば、ロボット同士がクラウド上で情報共有を図り更なる高みを目指すAIです。
ターミネーターの世界観にでてくるスカイネットのような話ですね。
AIには未来はありますが、少々怖く感じます。
上記の内容をもっと詳しく知りたい方はこちらを参照ください。
AI技術者の職がなくなるのか
詳細に読み解くと雇用としては、機械学習エンジニアが需要が減っているとの内容でした。
AI技術者の職がなくなるわけではなさそうですし、有望な人材はやはり必要との考えと感じました。
当然、現在の不景気もあるとかんがえますし、特定の技術バブルで供給過剰と状況でもあります。
不景気では研究費が削られるでしょうし、現場では最先端のAI技術でなくとも対応はできるとの考えから研究職求人が減っているようです。
ネットの反応をみると、適当なCoursera履修してJupyterで遊んだだけの自称AIエンジニアが多いとか、データの蓄積と仕組みもないままに機械学習入れる無茶が多いなど、専門性の高い職種に勉強不足な人間や環境がよくない面も多いようです。
研究系の職種では、研究対象の雇用が冷えた時の為にも、普通のソフトウェアエンジニアの勉強もしておく必要も感じました。
まとめ
参考にはなりましたでしょうか?
これは、個人的に集めた情報まとめですが、AIの未来に人間は不要との考えも理解できます。
また、人間を直接ネットとリンクさせる未来もあり、AIに負けない知識が簡単に利用できる世になるようです。
AIが仕事を奪うとも言われますが、人間とAIとの共生も同時に考える必要もあります。
また、既存のAI技術を活用して解決できる内容も、まだ無数にあります。
以上の事から、多方面で技術者の需要は、まだまだ必要であり最先端の研究需要が若干減ったにすぎないと私は考えます。
閲覧頂き、ありがとうございました。
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